水分を保つ要素

日本人の保湿ケアの歴史

保湿化粧品は、女性だけでなく、美を意識する男性にも手放せないものとなっています。日本人の保湿ケアの歴史は、とても長いものとなっています。日本で保湿化粧品が販売されるようになったのは、江戸時代からです。それまで、家庭で花を蒸留して保湿化粧品を作っていた女性たちにとって、画期的なものでした。欧米の文化が日本に入ってくるにしたがい、化粧水だけでなく、美容液やクリームと、種類は豊富になっていきました。1960〜70年代には、肌の老化に注目が集まり、より保湿力のある化粧品が求められるようになりました。そして、プラセンタエキス、ヒアルロン酸など、現代ではメジャーな成分が化粧品に配合されるようになったのです。

注目の成分、プロテオグリカン

さまざまな保湿成分が生成される中、現在注目されているのが、プロテオグリカンという保湿成分です。プロテオグリカンは、もともと皮膚や軟骨、血管などあらゆる場所に存在します。それ自体に保湿力のあるヒアルロン酸などに比べ、効果は少し異なります。プロテオグリカンは、水分を蓄える力、新しい細胞を作り出す力、ヒアルロン酸を結合させる力を持っています。プロテオグリカン入りの化粧品を使うことで、不足しているプロテオグリカンを補うことが可能となります。すると、ターンオーバーが正常化され、肌自らが潤う力を発揮します。保湿成分を補うだけでなく、肌本来の力を取り戻す効果があるのです。肌の力を引き出すことのできる保湿成分として、今後ますます人気が高まるでしょう。